【対談】ピラティスはクライアントさんとの共通言語のきっかけに

臨床でピラティスは使える!?

第一弾は東京都文京区にてピラティススタジオをオープンされた久野さんをゲストにお招きして理学療法士とピラティスの相性についてお聞きしたいと思います!

久野さんがピラティススタジオを開くきっかけ、クライアントの問題にどのようにアプローチしているのか?臨床とピラティスの相性など、興味深いお話がたくさんありました。
ぜひご覧ください!

▼動画は下記リンクから

 

概要

Q1.今の仕事を始めたきっかけ

* 理学療法士として17年間病院で働いた後に、現在文京区にてピラティススタジオKing fisherをオープン。
* リハビリの先に提案できる施設がなかったため、最後まで自分で責任を持つことができるスタジオを開くことにした。
* 予防医療に対して力を入れている。スタジオのお客様は私の人柄や理学療法士というバックグラウンドを重視する方が多い印象。

Q2. PT時代に感じていたモヤモヤとは?

* 問題を抱えた方に対して、自分が提供できる内容が上手くマッチングしなかったケース。なかなか思うように解決しない場合もあり、その際に他の場所を紹介したけど、結局何も結びつからなかったことが、臨床時代には何回もあった。

Q3.ピラティスを始めたきっかけは?

* 交通事故に遭って1年ほど仕事ができない状況の中で、ピラティスにちょこちょこ通っていたことが最初のきっかけ。
* ただし、インストラクターによって説明の仕方が異なるため、理解に時間がかかることもあった。一方、動きやエクササイズが、何のために行われているのか、どのようなアプローチをしているのかをしっかりと理解し、実践することで、自分でも提供できると自信がついてきた。

Q4.臨床とピラティスの相性は良い?

* 良い。
* 急性期から慢性的に至るまでにここを直したら、やっぱりそこの筋膜だったりとかそこの筋肉が固かったりとか弱かったりとか損傷してたりとかっていうのがはっきりしやすい。お客様も自分もお互い納得した上でレッスンができる。
* 言われたまま、こうやりますっていう感じでもなく、ここがこうだからこうなんですよみたいな感じで説明しながらできるからお互いそこで信頼関係もできる。

Q5.患者さんの問題をなかなか解決できないとき、どうしてた?

* 勉強会には出席して、先輩方からも聞いていたが、、、今思うと、もっと自分で努力して、その問題についてもっと深く考えることができたかもしれないと思う。
* これがダメだったから、次はこれをやるっていうやり方はちょっと乱暴なのかなと今は思っている。その人にとって本当に適しているやり方なのかを考えながらの、繰り返し。それを良しとして承認してやらせていただける場合はいいのかもしれない。
* 自分が思っていた真の問題とは異なる可能性があることにも気づき、日々学びを深めている。問題点がどこにあるかを掘り下げることが、さらに発展につながると思う。

お知らせ

私の周りの話を聞いても、週末は勉強会にお金と時間を使っている方も多いのですが、それを自分が使えるところに落とし込むためには、ただ単にインプット量を増やすだけでは足りず、一つ自分の軸を持っておくことが大事だと改めて感じました。

そのために、私はピラティスというところにたどり着いたのですが、同じようなことで悩んでいるPTさんのために…

\臨床ピラティスコースとして医療従事者向けの講座をご用意しました/

マットとマシンを合わせた臨床ピラティスコースを今年8月から開催予定です。

この投稿が参考になったPTさんは、是非コメント、保存よろしくお願いいたします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です